常連客ばかりの焼き鳥屋に女性が一人で来店して…
唐突にお尋ねしますが、読者の皆さんは最近、女性との出会いはありましたか? 今の時代はマッチングアプリを使って比較的簡単に女性と出会えるようですが、不肖・西口のように50代も後半に差し掛かっている男性はマッチングアプリでもなかなか新しい出会いは望めそうにありません。大人の出会いを求めるパーティーにいたっては、50代の男女を対象とした企画自体がそもそも皆無のようです。年齢や条件に応じてさまざまなパーティーを検索できるサイトがあるのですが、年齢を50代と入力して検索すると無情にも〈該当するパーティーはありません〉との結果が表示されます。年を取るというのは、ある意味において残酷なことでもあるんですよね(苦笑)。そんなことを考えていたところ過日、かつて頻繁に通っていた甲府市内の焼き鳥屋さんに約1年ぶりにお邪魔しました。このお店は焼き場を囲むようにコの字型のカウンターがあって、店主が焼いているところを眺めながらお酒が飲めることから、不肖・西口のお気に入りのお店のひとつなのです。小生が一人で入店したところ先客が2名ほどいました。いずれも初対面の男性でしたが、このお店はカウンターに座っている客同士が気軽に会話するのが日常の光景で、それがまたアットホームな雰囲気で実に居心地が良いのです。するとかれこれ1時間ほど飲み食いした頃でしょうか、小さなその焼き鳥屋さんに女性が来店しました。常連客が多くてお世辞にも入りやすいとはいえないお店に女性がそれも一人で来店したことに少々驚きましたが、店主と気軽に会話を交わしているところを見ると、その女性も常連客のようです。年齢は40代半ばといったところでしょうか。女性はビールで喉を潤すと、すぐに常連客同士の会話の輪に入って楽しそうにお話をしています。小生もその女性と会話を交わしましたが、あまり長居をするのも野暮なので店主にお勘定を頼むと、彼女は「もう帰っちゃうんですか。寂しいです」と一言。女性にそんなことを言われれば勘違いしてしまう男性は少なくないに違いありませんが、彼女はつい30分ほど前にも男性客が店を後にする際に同じことを言っていましたので、これは一種の口癖のようなもので、別に深い意味はないようです。とはいえ小生も決して悪い気はしませんから、名刺に電話番号を記して「ご連絡をいただければ、いつでも取材に行きますよ」といって渡し、お店を後にしました。実のところ彼女は仕事の傍ら、あるボランティア活動に携わっているとのことで、その話題でひとしきり盛り上がっていたのです。

素人女性とお酒を飲むと、やけに得した気分になるワケ
それから3日後のことでした。スマホに見知らぬ電話番号の着信があり、おもむろに出てみると例の焼き鳥屋さんで居合わせた女性でした。彼女いわく「是非とも取材に来てください」とのことです。小生はもちろん快諾して後日、取材にお邪魔しましたが、別れ際にどちらからともなく「また一緒にお酒を飲みましょう」という話になったのであります。とはいえ先日の焼き鳥屋さんは現在、不肖・西口がホームグランドとしているお店ではなかったものですから、小生が「次は私の行きつけのお店をご案内しますよ」と話したところ、彼女も「是非とも連れて行ってください!」と大乗り気のようでした。前述したとおり、流行りのマッチングアプリではもはや女性との出会いは困難な50代後半の小生も、生身の女性に面と向かった正攻法で臨めばなんとか新たな出会いをゲットできるということでしょうか? 読者の皆さんの中には「西口の野郎、今回は宴会コンパニオンの話をしないで自慢話かよ」とおっしゃる向きもあるかもしれませんが、そう焦らないでください。最後のほうでは宴会コンパニオンの話をきっちりとさせていただきます。話を元に戻しますが、後日約束どおり彼女を行きつけのお店にご案内しました。そのお店は小生が8年ほど前から通っていて、高齢の女性店主が一人で店を切り盛りしています。席はカウンターの8席のみで、常連客しかいません。一見客が店を訪れるには、かなり勇気がいるに違いありません。先日の焼き鳥屋さんに女性一人で訪れるほどの彼女ですから、常連客しかいないディープな雰囲気のお店は望むところだったのでしょう。日程が決まって以降、大いに楽しみにしていてくれたようです。約束の当日、実際にお店に案内すると、彼女いわく「会社の同僚の女性が近くに住んでいるので、彼女にも声を掛けました」といいます。女性が多いに越したことはないので大歓迎ですが、居合わせた顔見知りの常連客からは「西口さん、女性を両脇にはべらせて羨ましいな~」とさんざん冷やかされました(苦笑)。考えてみれば常連客が羨ましがるのはもっともなことで、これは行きつけの安い居酒屋で宴会コンパをしているのと同じ状態なのです。そのお店には3時間ほど滞在しましたが、お会計は3人で15,000円ちょっと。当然ながら不肖・西口が全額支払いましたが、銀行勤めをしているという女性二人はとても恐縮していた様子だったので、思わず小生はこういいました。
「宴会コンパニオンを呼べば1人2時間で最低でも12,000円かかりますよ。それを考えたら3人で15,000円なんてタダみたいなもの。十分に楽しませてもらったから全然気にしないでね!」(小生)

男を磨くためにも宴会コンパ遊びは極めて有効
男性によっては、女性に奢ること自体がもったいないと感じる人もいるかもしれませんが、不肖・西口のように長年にわたって宴会コンパニオン遊びをしている者にとっては、女性と一緒にお酒を飲むこと自体が「ありがたいこと」という意識が強くあります。ありがたいと思っているからこそ、お金を払ってまで宴会コンパニオン遊びをしているわけで、それは当たり前の対価なのです。今回は運良くひょんなことから素人女性と知り合えて楽しい思いをさせていただきましたが、日頃の宴会コンパももちろん楽しいけれど、素人女性との飲み会はまた別の新鮮な喜びがあることを再認識しました。女性二人もかなりのお酒好きのようですから、次は気軽に昼飲みでも誘ってみようかと考えている今日この頃です。同じことをコンパニオンを呼んでやったら相当の料金になりますが、素人女性ならば飲み代を奢るだけで済みます。男性がそれほど親しくない女性に食事やお酒を奢る際には多くの場合、何かしらの下心があるといわれますが、宴会コンパ好きの不肖・西口にはまったく下心がありません。なぜならば前述したとおり、飲み代を奢るだけで女性と一緒に飲めること自体を「ありがたいこと」と考えているからです。女性は本能的に下心を持っている男性を避けようとする習性があるそうですが、小生は日頃から宴会コンパを通じて女性にお金を払うのが習慣化していることから、下心などまったくなくても女性に奢るのが当たり前になっているのでしょうね。こうした下心のなさが素人女性との出会いにつながっているのだとしたら、宴会コンパニオン遊びは男を磨くための最良の術というべきではないでしょうか? それでは今宵も男を磨きに宴会コンパ遊びに繰り出そうではありませんか。
山梨コンパ ☎090-6567-5324

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