女性との出会いが少なくなったと嘆く中高年男性たちは今…
不肖・西口の年齢は50代半ば。この年齢になりますと、女性との出会いは30代や40代のときに比べて極端に減ってくるようです。読者の皆さんの中には「妻子持ちのくせに、新たな女性との出会いを求めているのかよ。このスケベオヤジ!」などと突っ込まれそうですが、いやいや、別に深い仲にならなくても異性とのコミュニケーションは日々の生活に潤いを与える意味でも、とても大切だと思います。小生のように中高年ともなると、飲み友達は男ばかりという人たちが少なくないのですが、たまには女性とサシで一献傾けたいと誰もが願っているのではないでしょうか? とはいえ小生をはじめとする中高年男性が女性と新たに出会う場面は、ほぼ皆無といっていいでしょう。20代のときのように、街中で女性に声を掛けるというのは現実的に無理です。下手をすれば「不審者現る!」といわんばかりに、警察に通報されかねませんからね。また新聞紙面を見ていると、出会い系サイトで知り合った少女にお金を払って、みだらな行為をした疑いで中高年男性が逮捕されたとする記事がありますが、これなど言語道断、人生おしまいですよ。だとすれば中高年男性は、いったいどんなところで女性と出会うのかな? そんなことを考えていてふと思い出したのが、自宅近くの小さな居酒屋に足繁く通っていた頃のことでした。今から10年ほど前、なんとなく家にいたくなくて週に2回ほどのペースで通っていた時期があるのですが、その店は常連客が多くを占めており、客同士がほぼ顔見知りという、一見さんには入りづらいお店でした。とはいえ反対に頻繁に通っている常連客にとっては実に居心地の良いお店であり、一人でぶらりと立ち寄っても誰かしら顔見知りの客がいることから、彼らにとってはサロンのようなお店です。常連客の年齢や素性はさまざまですが、その多くはもともと結婚歴がないか、あるいは離婚歴ありの独身者で、要するに一人ぼっちで寂しいものだから、飲み仲間を求めて自然と足がお店に向くといった感じのようです。すると同性、異性を問わず客同士が頻繁に顔を合わせ、しかも長時間にわたって酒を酌み交わし、さらには他店にハシゴするものですから、当然ながらすぐに仲良くなるわけであります。事実、この店で知り合って交際に発展したカップルが何組もいました。中高年の異性との出会いの場といえば、不肖・西口はこのくらいしか思いつきませんが、読者の皆さんはいかがでしょうか?

東京某所の男女の出会いの場「秘密のクラブ」は非日常的な世界
人によってはスナックやバーに頻繁に通い詰めて、ママやお店の女の子を口説く男性もいるようです。しかし端的に申し上げますと、大方これは徒労に終わります。なぜならば水商売の女性たちは実際には彼氏がいても、「彼氏がいます」とは絶対に言いませんし、仮に彼氏がいなかったとしても、多くの女性たちはいちいち男性の誘いには乗らないからです。よほど大金を積んで口説き落とすのなら話は別かもしれませんが…。そのことを重々承知だからなのか、不肖・西口の知人男性(60)はある目的を持って頻繁に東京へ通っているといいます。このお話は宴会コンパニオンとはいっさい関係がありませんが、非常に興味深い内容だったので読者の皆さんにもご紹介させていただきます。知人男性が話します。
「私は正真正銘の山梨県在住者です。石和温泉に一人で出掛けてピンクコンパニオンを呼んで遊んだこともありますよ。コンパニオンと客が1対1でサシ飲みする“1人宴会”というやつです。石和温泉のピンクコンパニオンは過激なサービスで知られていますから、それなりに楽しくてハマりますよ。でも私としては、なんとなく物足りなくてね…」(知人男性)
そこでこの男性がたどり着いたのが、東京某所にある「秘密のクラブ」と銘打ったお店でした。男性が続けます。
「インターネットでお店のサイトを見つけたのです。そこには〈男女の秘密の出会いの場●●●●〉と書かれていました。つまりこのお店は、見知らぬ男女に出会いの場を提供することを目的としているのです。私がお店に連絡すると、先方は都内某駅の北口に来るように指示。私が到着すると、男性が胸元に店名の書かれたプラカードのようなものを掲げていましたので、すぐに店のスタッフだと分かりました。彼が住所と地図、電話番号が書かれているメモを手渡してきたので、私は徒歩10分ほどのところにあるマンションに向かいました」(同)
男性がマンションの一室に到着すると、店長らしき男性の指示でリビングに通されたといいます。時刻は午後6時過ぎ。そして10分、20分と時間が経つにつれて他の客も到着。最終的に男性3人と女性4人の計7人がリビングに集結したとのことです。
男性がそこで支払った料金やシステムについて説明します。
「入室料名目の料金は男性が2万円、女性が1千円です。飲み物はアルコールやソフトドリンクが飲み放題で、お酒のつまみもありました。ソファーのあるリビングとは別にベッドが4台用意された部屋があり、気の合った男女がそこに移動してプレイをするシステムとなっているとのことです。また禁止事項やルールについては、男性による女性へのストーカー行為を防止する目的で男女間の連絡先の交換は禁止、同じくストーカー行為を防止する目的でパーティー終了後は女性が先に退室し、しばらく経ってから男性が退室するよう指示されました」(同)
なお「秘密のクラブ」は男女に出会いの場を提供するだけで、その後は自由恋愛を基本としているため法律違反には当たらないといいます。

アナタの「ちょうどいい」を選択するのが宴会コンパの賢い遊び方
「秘密のクラブ」―。知人男性からこの話を聞いて、さすがの小生も「世の中には、こんな非日常的な世界が存在するのか!」とビックリしました。しかし「秘密のクラブ」はたしかに実在するというのです。しかもこの男性によると、「東京都内には同じような店が何軒もある」といいます。別の事情通氏によると、2014年3月に公開された映画「愛の渦」(原作・脚本・監督・三浦大輔)が秘密のクラブの実態を忠実に描いており、愛好家たちの間では“名作”として高く評価されているのだとか。

しかし率直に申し上げて、この「秘密のクラブ」は不肖・西口としては無理です。知人男性はバイタリティー溢れる方なので、どこへでも突撃できますが、小生なんぞは初対面の男女の前では借りてきた猫のようであります。どう頑張っても石和温泉にピンクコンパニオンを呼ぶ“1人宴会”がいいところでしょう。別の知人男性は映画「愛の渦」を鑑賞後、以下のような感想を口にしました。
「僕も絶対に『秘密のクラブ』は無理です。そもそも人に見られるのが耐え難いですから…」(別の知人男性)
今回ご紹介した「秘密のクラブ」は極めてディープな世界を求める人向けといったところでしょうか? したがって不肖・西口は改めて「自分は宴会コンパがちょうどいいのだな…」と結論付けた次第です。世の中には「秘密のクラブ」に参加した知人男性のように極めて強い刺激を求める人がいるのとは対照的に、過激すぎるとかえって興ざめしてしまう人も少なくありません。宴会コンパニオンの選択もこれと同じで、私服やスーツを着たノーマルコンパニオンがちょうどいいという男性もいれば、スケスケやトップレスのピンクコンパニオンを所望する男性もいるというわけです。アナタの「ちょうどいい」を選択するのが、宴会コンパの賢い遊び方といえるでしょう。

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